``Electronic Works''で紹介している、箱に入れただけスイッチング電源「POWERBOX-5V」や、8bit-TTL汎用データ入力装置「SIN-8」のシャーシ・パネルの作成方法です。
普通、電子機器の多くは、その制御パネルのスイッチなどがどんな機能を持っているかを表すために、スイッチの近くに文字やアイコンを表示します。この表示方法は市販製品などの場合には、パネル面に直接シルク印刷されていたり、彫刻されていたりします。一方、個人で作る機器の場合、このような手法をとることはコストの面などから難しく、簡単な場合にはテプラやネームランドのような簡易プリンタで文字ラベルを作成し、これをスイッチの近くに貼る、或いはパネルに直接、転写式レタリングシートを用いて表示したりします。しかしこれらの方法は簡単ですがあまり凝ったデザインのパネルを作成することはできません。そこで個人で作る場合に、インクジェット・プリンタを用いて、より凝ったデザインを実現できる手法を紹介します。
必要機材 | 例 |
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ドロー系(ベクトル系)描画ソフト | Corel Draw 11 |
インクジェット・プリンタ | EPSON PM-780C |
フィルム・ラベル用紙 | A-one A4サイズ 光沢白フィルムラベル(28797) |
他工具類 | カッター、はさみ、センターポンチ、電気ドリルなど |